去年マリエンバートでに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 7ページ目

「去年マリエンバートで」に投稿された感想・評価

sheep

sheepの感想・評価

4.5

どの場面をとっても均整が取れていて美しい。
時系列と男·女·夫の語りと不確かな記憶とがごちゃまぜに並べられており、シュルレアリスティックな演出と繰り返されるモノローグも相まって全容が掴みづらい。
シ…

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piyoko

piyokoの感想・評価

4.3

男は一年間女を待っていた。
しかし女は男との一年前を覚えていないという。
優柔不断な女とその女を愛す男。
男女の絡みが幻想的に描かれる。

アラン・レネ監督作品。
時間と記憶の曖昧性を
独創的な視点…

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去年の記憶をめぐる物語の、事実の不整合や改変を、反復と重複する映像として見せるのは、小説『嫉妬』にもあるので、映画には取り付きやすかったです。
さぁ

さぁの感想・評価

4.4

ほぅ。これが難解映画の頂点といわれる映画かー、わかるー。全然わからなかったという事しかわからない。この感想もよくわからなくなってきた。
時系列が全くわからない!
まずね、もう何年も飲んでないお酒(ほ…

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りっく

りっくの感想・評価

4.3

映像と音が経験的な時空の枠組みから解放されて自由に結びつき、一つの映像や声が提示しているのが過去か現在、あるいは客観的か主観的か分からない。出来合いのシナリオを観客に押し付けるのではなく、素材の断片…

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動くバロック絵画のよう!映画史上 "最も難解" と称される孤高の名画。

うっとり、というか唖然、というのか。台詞の反復、記号的な演技、オルガンの不協和音などにより着地点定まらないまま彷徨う感覚、白…

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ヨウ

ヨウの感想・評価

4.5

騙し絵に囲まれた迷宮を永遠と彷徨っている感覚。顔を引き攣らせるほどに難解なのだが絢爛な芸術美と妙なる調べが無上のカタルシスを醸成。夢現の境界線で惑溺しゆく自己を発現。朧げな記憶の彼方でずっと貴方を待…

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匠

匠の感想・評価

4.7

豪華なバロック調の庭園ホテルを舞台に、此岸と彼岸、過去と現在、事実と虚構がないまぜに描かれる。モノクロームの映像はまるで夢を見ているかのような感覚を演出しているし、画面構成の幾何学性や、モチーフやテ…

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・ニンフェンブルク城(Schloss Nymphenburg)
映画『去年マリエンバートで』のロケ地であり、映画では庭園がとても印象的に使われていた。都心から路面電車で15分ほど揺られ、そこから住宅…

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だい

だいの感想・評価

4.3

映画史上最も難解な映画。
っていう触れ込みだったから、
グリーナウェイとかリンチみたいな不条理の塊だったり、モチーフの羅列だったりするんだろうなと思って観たら。

ちがう!!!!!

これは!

パ…

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