何かを「表現」したのでなく、何かを「再現」した映画の様に感じる
その何かは全然解らないけれど、誰が観ても一目で解る計算し尽くされた画面から感じるある種の冷徹さ(この映画の印象そのものである)には、作…
死が2人を分かつまで。緻密に綿密に創り上げられた虚構は、まるで禅のようで居心地が良かった。緻密に作り上げられたからこそ曖昧な作品。
観たかった作品。
!あ、今作で1000mark達成です!最高に好…
過去と現在、そして語り手によって分裂した物語。映像の美しさが非常に優れており、当時の他の作品は勿論のこと、その優雅さは現代ですらも一際輝いている。今ではいくつも例が上がるものの、当時としては挑戦的な…
>>続きを読む一昔前の装飾に施された大きなホテル。
主人公の男は出会った女に問いかけた
「去年マリエンバードで逢いましたね。」
と。消えた記憶を探る女、語り続ける男。
男の話は真実か妄想か?
記憶のみでなく、次…
Joyeux Noël 🎄
まさにフランス人が大好物だと思える作品です
観終わって、ああだ、こうだ…と論じ合う様子が目に浮かびます 一緒に観た友人は爆睡でしたが…
まずAvec le souti…
映画史の中で、脚本に、これほど緻密な計算を施し、広大な庭園をロケ地に選び、主演女優の衣装デザインをシャネルが手掛ける。
単なる前衛映画、あるいは形而上学的な、人を拒む映画ではない。
脚本のアラン・ロ…
バロック建築に華美なロココ装飾の巨大なホテル。時間という概念が失われた空間。確かに見つめ合った瞳と、上書きされることのない言葉たち。
未練を抱えて成仏できず、下界を彷徨う男のことを決して他人事とは思…
ラ・ジュテ観たら、昔途中で寝落ちた本作を思い出したので再チャレンジ。こっちのが公開されたのは先みたいだけど、なるほど自分が思い出した理由も納得で、見た目にもストーリーにも若干共通するところがあった。…
>>続きを読む©960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz