これ面白かった。原作あり、監督はジェレミートーマス。観たことあるいろんな作品のプロデューサーやってる名プロデューサーの唯一の監督作。
クリスチャン・ベイル、ジョン・ハート共演。
ハートフルドラマのような前半からまさかのスリラーの後半。
後半はある人物が怖くて仕方なかった…。
幼い頃に事故に遭い脳に障害がある24歳のボビーは動物をこよなく愛し、泣き虫で、まるで子どものよな純粋な心の持ち主。母が亡くなってから継父に施設に送られそうになり逃走、森で知り合った謎のおじさんと共同生活。
おじさんと知り合ってイキイキしながら仕事を手伝う姿がほほえましくって、もうこのまま一緒に楽しく過ごせるといいねーとニコニコしながら見てたけど。
まさかこんな話だとは。
おじさんとボビー青年が過去も何もかも打ち明けて信頼しあってる姿を見てこういう関係も悪くないねと思う反面、怖い人は怖いまま、酷い人は酷いまま、変わらない人は一生変わらないんだな…と思った次第。
救いがないような結末にも見えたがそれ込みの成長物語だね。乗り越えて逞しく生きていってほしいと思うばかり。
クリスチャン・ベイルは脳に障害があるボビー青年を演じていたが、やはりすばらしかった。
ジョン・ハート演じるおじさんも最初はやな感じぷんぷんだったがだんだん変化していくのが良い。父性が芽生えたんだろうな。
とてもよかった。
日本でDVD出てないみたいで、UK版を観たけど、継父をTHE FATと呼んでいる箇所、日本語字幕どうなってるのか気になる。デブって言葉使うのかな?それともふっくらさんとかふとっちょさんという感じかな…?
(原作邦訳版では「デブ」と表現されていた)
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