【第60回アカデミー賞 脚本賞、外国語映画賞ノミネート】
ルイ・マルの半自伝的作品である今作は第44回ヴェネツィア映画祭金獅子賞、アカデミー賞でも外国語映画賞だけでなく脚本賞ノミネートを受けた。
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別に悪い映画だとは思わないのだが、なぜかこの監督(ルイ・マル)がトリュフォーの模倣をしているようなある種の違和感が終始付き纏う。このような残酷な少年期を描いた映画をわざわざルイ・マルが手掛ける必要は…
>>続きを読む序盤は『新学期 操行ゼロ』みたく全寮制の厳しい学校で子供たちが活発にいけない遊びをしたり何気ないけれど愛おしい時間を楽しんでいるからこそ徐々に滲み出す第二次世界大戦の影がいっそう不穏な気分にさせる、…
>>続きを読む暴力や死などの直接的な描写がないのに、戦争の残酷さを浮き彫りにして消えない傷を心に残していくような映画。ただ、その時代その国の子供たちが実際に見た戦争とはこういうものだったんだと思う。何が起こってい…
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