国営放送の記者が、ストライキの取材に当たるふりをして指導者をスパイする話
こういうスパイモノのオチはだいたい察しがつくし、お話というよりは社会問題としてみるべきはずなので、ぜひ頭が疲れていない時にみ…
まずまずという感じ。ワイダは前期の方がいいのかな。
前編の「大理石の男」と比べると、撮影、演出、画は劇映画的になった。光や構図もしっかりコントロールされている感じ。こちらの方がまだ好きだったので、劇…
ポーランドの苦難の歴史とそこに生きる人間の関わり合いを描いてきたワイダ監督の作品。かつての労働英雄を通して体制への批判を行った『大理石の男』の続編であり、1980年の自主管理労働組合「連帯」の活動に…
>>続きを読む『大理石の男』の続編とはいえ、どうして、ひとりの人物が関係者に取材してまわり「回想」を収集していく、という展開まで踏襲してしまったのかわからない。前作と異なり、虚実や時制の錯綜が映画としてのおもしろ…
>>続きを読む『大理石の男』の続編、半ドキュメンタリー作品。『大理石の男』が現在から過去への回顧の話であるならば、こちらは未来へ向かっての前進の作品、と言うわけでレフ・ワレサ本人も登場する(ボールペン超デカイ!!…
>>続きを読むリアルタイムの説得力も当然あるんですが、それでも自由化への予感とその憧憬、またその先に見える民主化の確信を鮮やかな対比と、愛と、凄まじい熱量をもって描ききることのできたワイダに心から揺さぶられてしま…
>>続きを読む2012/12/16鑑賞(鑑賞メーターより転載)
グダニスクの造船所で労働運動を率いる男の調査と感化を命じられた体制側の男が、調べるうちその男を理解し考えを...後の大統領ワレサによる自主管理労組「…
戦後ポーランドの労組と体制。造船所のとある親子を軸に国を動かし動かされる人の時代が映される。それぞれが独白するそれぞれの激動とそれを記録する男。ジャーナリズム的な視点。大きなうねりとそれに抗い葛藤す…
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