このレビューはネタバレを含みます
衝撃的な映像が沢山映し出される。
けれどそれを無視する訳にはいかない。
目を背ける訳にはいかない。
日本にいる僕らに何が出来るのか?はわからないけれど、考える事は出来る。
他国の事や、自分の事、自分の置かれてる状況など。
この人たちに比べたら仕事もあるし、何とか食べれるし、幸せだな。
そう感じる事は間違いではないと思う。
思うけれどドキュメンタリー映画はその為に存在する訳ではない。
沢山の映し出される、特に子供たちの死体を見ながら何も出来ない、しようとしない自分に少し絶望する。
けれど、最後の水頭症の子供の笑顔に少し希望も見た気がする。
でも、結局、自分がどうするべきか、何が出来るのか、わからないままである。