ある映画監督が褒めてて、いつか観ようと思いつつも腰が上がらず…
そしてついに機会が訪れたので 視聴…
仕方がなかったんだ と言うしかない想いでいっぱいになる映画でした。優しさで溢れているんだけど、『戦争』という 死と隣り合わせの日常がそれらを歪ませる 誰をも責める事の出来ない 悲しい時代に作られた映画 でした。
飛行機の描写がとても生々しく、見た事のない臨場感や状態等 とても感動しました。戦時下に飛行機に憧れる人間の気持ちが分かる気もしました。
というか思ったよりアダルティというか、ブラックなユーモアも作品の基盤にあり少々驚きました。それとメインの二人が両方ともしたたかな顔立ちなので、人間通しの裏切り云々も意外性がなく、でしょうね… という気持ちにしかなれませんでした。笑
戦争映画にしては陰鬱さもなく、しかし辛さ、その中でも人間達のドラマみたいなものもある種爽やか?に描けていたので 沢山のものをしっかり噛み締めながら観る事が出来ました。良い映画でした。
それと監督の女の趣味が丸わかり!笑