おバカ犬

サディストのおバカ犬のレビュー・感想・評価

サディスト(1963年製作の映画)
3.3
DVDディスクのジャケットとOPが怖くてビックリしちゃったぜ。『サディスト』をレビュー。モノクロ作品だ。

"教師3人は野球観戦に向かう途中車が故障してしまう。停車した修理工場は何か不穏な気配がする。そこには連続殺人犯が潜んでいたのだ…"

2人のバカップルに脅されて疲弊する教師たちを描いたほぼワンシチュエーション作品。こんなタイトルと醜男のジャケットをみて、こいつがサディスティックなエロいことする『痴漢ドワーフ』みてぇな作品かと思っていたが、犯人にはツレがいるリア充なので、そんなシーンは皆無であった。

主人公サイドは早く車を直せって脅されてる割に、無駄話が多いな笑。だから中盤以降は急かされる。そりゃそうだ。犯人も犯人で人質にコミュニケーションを許しすぎである笑

とまぁ緊張感があるのかないのか分からない作品なんだが、犯人がとことん無慈悲でなかなか面白い作品であった。オチも『激突!』や『ヒッチャー』を想起させる哀愁があっていいね。ぜひカラーで観たかったな。以上!
おバカ犬

おバカ犬