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真珠の頚飾/真珠の首飾りのYAZのレビュー・感想・評価

真珠の頚飾/真珠の首飾り(1936年製作の映画)
4.0
ディートリッヒとクーパーの観る
また観るです

パリからスペイン
窃盗団一味のディートリッヒと
自動車会社勤めるクーパー
真珠の頚飾が縁で結ばれる二人の
ラブロマンス

パリでの盗みの手口や出会いなど
コミカルな所もあるけど印象よりはロマ
ンス色強めでした
監督ボーゼージはラブストーリーの原点
と思ってる「第七天国」撮ってるので
まぁそうかなと

伯爵夫人に成りすまし妖艶より上品な
ディートリッヒ
一目惚れで追い掛け回すクーパーをある
事情で追い返せない彼女
二人の時間が彼女の気持ちを少しづつ
動かすという奴ですね

クーパー純粋なアメリカン好青年で裏
事情何も知らずであまり見せ場ないか
な〜が最後の最後で本気出してる
ある種単純なアメリカ人を見下してる
欧州人とそんなのお構いなしに強引な
アメリカンの比較が面白かった

オープニングで匂わせるお人好しぶりも
やる時はやるクーパー
ほぼ完璧な8頭身だなと気付きました
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