「ロボコップ３」はともかく、もう惰性だけで続いているシリーズ物の３作目をカルト的に持ち上げるのは止めようじゃないか、職人監督が金目当てで情熱も無く作る駄作は、堂々とつまらねえ、と言っていいんだよ！・・・ってなことは心の内では思っていても、なかなか口に出す勇気は出ないものです。
映画を観る人の中には、「斜め目線」がカッコいいと思うのか、世間的評価の低い映画を「俺様目線で再評価」などという傲慢不遜な人もいますが、「ターミネーター３」のダメっぷりは、そういう「俺様カッコいい的な斜め上から目線」に対して、断固として「ＮＯ」を突きつける勇気を頂けるほどの下らなさ。
「エイリアン３」「ジョーズ３Ｄ」ほどではないが、「１３日の金曜日パート３」には遠く及ばない、珍作にもなれない大味な凡作。
せめて「マッドマックス・サンダードーム」の水準を見習って頂きたいものです。
