続編が傑作になった珍しいシリーズだが、奇跡はそう何度も続かない、ジェームズ・キャメロンに見捨てられた第3作。
審判の日が回避され、地味な日々を送るジョンコナーのもとにまた未来から新型アンドロイドと、ちょっとバージョンアップしたシュワちゃんがやってくる。
将来ジョンコナーの奥さんになる人が登場するというプロットは面白くないいこともないが、ストーリー全体的にドラマやひねりがなく、なんの盛り上がりもないまま終わる。
最悪なのは、2で切り拓いた人間とアンドロイドの交流が完全になくなっており、キャラクターとしてのターミネーターの魅力が皆無になってしまっていたこと。
