mingo

人情馬鹿のmingoのレビュー・感想・評価

人情馬鹿(1956年製作の映画)
3.8
清水宏大映移籍後第一作、原作は川口松太郎。冒頭いきなりペギー葉山が一曲まるまるもりもり。キャバレーの女・角梨枝子の客で外車セールスマンの菅原謙次が客からの金を使い込んでしまうが、菅原の母・瀧花久子を哀れに思った角が検事根上淳から知恵を借り被害者たちに示談でお願い!と奔走する。本当に滝花を思ってなのか、菅原に好意があるのか、何が本意かはわからないが「良いことがしてみたい」それだけが彼女を突き動かす。製本工場の浪花千栄子は彼女の代表作って言っても良いくらい最高だった。
清水宏てだけでモーニングより前にチケットを買わなきゃいけないのがラピュタ通いのつらみ。2016ヴェーラで観られるものしか観てなかったのが悔やまれる…
mingo

mingo