午後ローぴょんぴょん待ち

網走番外地 南国の対決の午後ローぴょんぴょん待ちのレビュー・感想・評価

網走番外地 南国の対決(1966年製作の映画)
3.4
 タイトルが既に矛盾していて出オチ感がある。でも網走番外地シリーズはやっぱり面白い。高倉健は最高だ。
 プロットも殺し屋・南の死、沖縄での生き別れの母と子の再会、本筋の高倉健の活躍が入り乱れて雑駁な印象を受けるが、どれも見所があって飽きない。返還前の沖縄で撮影されたってだけでも貴重だけどね。
 ヤクザに殺されそうになった仲間のチンピラのピンチにヒーローの如く突然参上する七人殺しの鬼寅の存在感は半端じゃない。