こ

話の話のこのレビュー・感想・評価

話の話(1979年製作の映画)
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主人公の動物の顔がアップになるところで、今まで背景に使われてた遠近法が使われている。顔の部位でいうと、鼻が近で、目が遠になるので目の部分が曇って映される。無言の動物の正体が分からないと思わされる感じ。
いろいろな記憶が繋ぎ合わされたような映画で、短編集の最後に見るとこれまでのノルシュテインの作品の特徴も各場面で使われていて面白かった。例えば、文字であおるような演出は25日、疾走感のある車はケルジェネツ、動物の造形はハリネズミ、平和な縄跳びしてる人のいる風景はアオサギとツルみたいだった。
場面同士の間の関係が明示されていないので、モンタージュのような効果になっている。おとぎ話と相性が良い想像力を搔き立てる方法だけではなくて、歴史の巻き込むような速度感を見せる演出があるので、少し叙事詩みたいにも見える。
主人公の動物の顔がアップになるところで、今まで背景に使われてた遠近法が使われている。顔の部位でいうと、鼻が近で、目が遠になるので目の部分が曇って映される。無言の動物の正体が分からないと思わされる感じ。
いろいろな記憶が繋ぎ合わされたような映画で、短編集の最後に見るとこれまでのノルシュテインの作品の特徴も各場面で使われていて面白かった。例えば、文字であおるような演出は25日、疾走感のある車はケルジェネツ、動物の造形はハリネズミ、平和な縄跳びしてる人のいる風景はアオサギとツルみたいだった。
場面同士の間の関係が明示されていないので、モンタージュのような効果になっている。おとぎ話と相性が良い想像力を搔き立てる方法だけではなくて、歴史の巻き込むような速度感を見せる演出があるので、少し叙事詩みたいにも見える。
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