これはいろいろとよくできた映画だと思う。
むさ苦しい奴ばっかり出てきて、まさに、まともな人間が不思議といない。でもなぜか、双方の主張が間違ってはいないわけで、特定の人間が感情移入できないということも…
母親失格とされ、福祉局に何度も、我が子を取られる母親の話。不運や家庭内暴力等が、母と子を遠ざける。様々な過程が結果を導く。残酷かもしれなぬが、福祉局の選択が間違いとは言い切れない。不器用でそういう性…
>>続きを読むなんだこの救いのない悲劇の連続は…と思ったらケン・ローチか。
子供を取られても取られても諦めずに家族をつくり続けるマギー。
怒り、悲しみにまみれ叫ぶ叫ぶ。
観るだけで体力いるわ…
産んで間も無くほか…
確かにマギーは性格に問題あるし理想的な家庭環境ではないかもしれないけど出産した子供9人のうち6人を奪っていく福祉局というのがちょっと理解を超えていた。彼女を見放さないジョージ(ホルヘ)の存在が救いに…
>>続きを読むケン・ローチの映画ではケスと並ぶくらい個人的には好きな作品。
初っ端で流れる、「ローズ」にひきこまれる。
この映画の雰囲気を作っている。
社会に疑問を投げかけるのが彼の作品だけど、
特にイギリスと…
父親の違う子供を次々に産んでは、「母親として不適合」と判断されて福祉局に引き離される女性マギーと、彼女を誠実に支えようとする不法移民の男性ホルヘとの関係がかれるが、映像は常にニュートラルであり、淡々…
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