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春のソナタのfleurのレビュー・感想・評価

春のソナタ(1989年製作の映画)
4.7
フランスの映画館ではけっこう笑いが起きていて、ロメールって案外コメディなのか…?と新たな発見だった。愉快だなとは思っていたけれど、笑える!は新たな視点だった。たしかにナターシャのまだまだ子どもっぽい言動はコメディなとこがあったけれども。ナターシャとエーヴが顔を合わせるたびに言い合いになるのもおもしろかった。ジャガイモの皮を剥きながらの言い合い。刃物を持ってるから…!とちょっとハラハラ。巻き込まれジャンヌはナターシャを傷つけないよう気を遣いつつ、彼女のお父さんを回避していて大変そう。マティスの切り絵のポスターが飾ってある、広いサロンのあるお部屋、春の、お庭の美しいお家、どの住まいもみんな素敵だった。
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