感動することは、どれだけ言葉を尽くしても他者を理解しようとする態度や自身を内省する態度が登場人物にあること。
しかしどれだけの言葉と態度を示しても埋まることがない距離が、クローゼットの上から落ちて…
エリック・ロメール初鑑賞。一言、なにこれおもろい。
首飾り一つを紛失しただけで揺れ動く人間関係が、質素な部屋の中や可愛らしい庭といったこぢんまりとしたロケーションで、しかもあまりにも早い決断と場面…
今回は勘違いだったから良かったものの、男の知らないところで女性は冷戦の如く陰湿で静かな戦いを日夜繰り広げているというのは知ってはいるので、何となく今回それが垣間見えた気がした。哲学の話はよく分かんな…
>>続きを読む「春のソナタ」
ザ・シネマメンバーズでの配信が11月30日までだったので急いで鑑賞。エリック・ロメール「四季の物語」の一作目。哲学教師と少女と少女の父親とその恋人の織りなす人間関係についての哲学的…
派手さはないが、とにかくキャラクターが魅力的なのとロケーションが美しいので最後まで楽しめる。ドラマは人間関係のもつれからなるゴタゴタ劇でありながら、作品全体は春のようなあたたかさで満ちている。ロメー…
>>続きを読む別荘の緑だったり色彩の多幸感が好きだったけど、友達のパパの彼女出てくるところからむりだった。主題にしてるカント哲学が物語の中に落とし込めてなかったからだと思う。「行くといったら必ず行くの」のとことか…
>>続きを読む©1989 Les Films du Losange