ぶたぶー

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のぶたぶーのレビュー・感想・評価

4.6
公開当時以来に観た。内容ほとんど忘れてた。

とにかく画面が暗いので、スマホの明るさを最大にしなくては画面が見られなかった。

ハリポタの醍醐味である学校生活が全く無いという、とにかく命を狙われながら敵の真の狙いの把握と討伐に向けた旅だった。

ロンはマジでちょいちょいスネちらかすけど、今回はその弱さにつけ込まれて結構大変なことになった。でもギリギリ無限列車の炭治郎みたいに『親友と彼女がそんな事するわけないだろ!』になった…のかな…カスカス連呼や超絶イチャイチャまで見せられると冷静になるよな(これは視聴者の視点での話だけど)。

ベラトリックスは本当に悪いけどめちゃ綺麗な人なんだよね。
マルフォイがもう可哀想でね…逃げたくても逃げられないしでも自分の良心、あるいは臆病さによって悪に傾倒することもできないというね…めちゃ普通の若者なんだよね…

改めて自分の望みのためにしか動いてないヴォルデモートに何でこんな信奉者が居るんだろうね?絶対的強者だから?原作とか過去作にもっと詳しい描写があったのかな?それとも『悪のカリスマ』に集約されるのだろうか…

ドビーの最期は悲しいね…
ルーナに「この人好きです」っていうとこおもしろかった。ルーナは変わり者だけどものさしなく相手を見てくれるからね。
あと「殺すつもりはございません、深い傷を負わせようとしただけで…」が面白すぎる。たとえ殺したとしても「どうしましょう、殺してしまいました…」で別に悪いとは思ってなさそうなところが本当に妖精だよね。

ハリーは自分の周りの人を自分のせいで(自分を狙う者に巻き込まれて)失うことが何度もあったけど、自分の腕の中で失うのはドビーが初めてだから、見ていても衝撃があった。
大義ではなく、友人として恩人としてハリーのためだけに戦って亡くなったということが自分のこの悲しさの理由なんだろうな…