とりがら

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のとりがらのレビュー・感想・評価

3.6
ハリーポッターシリーズ最終章前半
。ダークな世界観になり、ヴォルデモートを倒すために分霊箱を探す旅をしていると、不死になるための死の秘宝なるものがあることを知る。
死の秘宝について知る経緯については、毎度のごとくハリー以外知っている仕様で『先に教えといてやれよ』と感じます。ハーマイオニーの両親もマグルで、魔法について知らないのに…知ってれば頭のいいハリーならもっと上手くやるでしょ、という毎度のツッコミをしていました。
かつ、死の秘宝の一つが透明マント。ハリーのお父さんが持ってたよね?身近すぎだろ!とか、ニワトコの杖もみんながダンブルドア校長の杖って知ってるとか…全然伝説のものじゃないのに、『あれはおとぎ話でしょ?』と言ってる世界には疑問。あれだけ魔法がある世界なら、おとぎ話ってことはないよね、と現実世界のマグルの自分は思いました。
最終章への繋ぎですが、パート2でヴォルデモートもハリーしか狙ってないので、パート1で死の秘宝についてここまで膨らめても意味がなかったようには感じます。原作を読んだことがない身ですので、そこまで感動ができなかったのですが、シナリオ以外はとてもよくできた作品でした。
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