あらんしほん

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のあらんしほんのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

終始暗い、ずーっと画面が暗いって感じ。ホグワーツでちゃうし、
バタバタ死んでくし、あの人生で埋められてるし、ホグワーツからでちゃってるし、もうマルフォイ完璧に悪の道だし、スネイプもヴォルデモートもなんか不安になる。
仲間割れも起こったり、
でもすごーく共感したのが、ハリーがダンブルドアのこと、実はあまり知らなくて情報もあまり持ってないってこと。

友達といる時、ふと、あれ?私この人のことどれくらい知ってるかな?わかってるかな?って思う。
映画みたいに重いものじゃなくて、
嫌いなものとか、犬が好きとか好きな色とか、どんなことに興味があるのかとか、
友達といる時なに話してる?
お化粧のはなし、先生がうざい話、講義の話、バイトの話…
あれ?自分たちの話してる?
ダンブルドアとハリーがヴォルデモートのはなしばっかりして、
ハリーが自分を失いかけるのと同じように、
自分を理解するためには、自分の中で解決するだけじゃなくて
誰かと自分自身を共有することって大切なのかも。
洋画見てて思うのはみんなすごく内面のこと聞いてたりするんだよ〜。
もしこうだったらどうする?とか
こうだったらなにしたい?とか。
相手のことを知る会話、自分のことを知る、知ってもらう会話したいなぁ、としみじみに思ったのである