サラフィアー

孤独なツバメたち 〜デカセギの子どもに生まれて〜のサラフィアーのレビュー・感想・評価

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大学院の授業で鑑賞。(だいぶ前見たので記憶がおぼろげ…)
日系ブラジル人についてほとんど知識がなかったので勉強する良いきっかけになった。
実際に出稼ぎのために日本に移住した人たちでなくても自らを「デカセギ」という日系ブラジル人の子どもたち。「デカセギ」というアイデンティティが定着してるのね…日本で生まれ育って、日本語を話すのに、国の制度や家族の事情で日本を離れなくてはいけない子どもたち。結局どちらに属すことができるのか…思い思いに自分の道を切り拓いて行く子どもたちの姿はたくましいけど、もっと彼女ら・彼らに選択肢を与えられないんだろうかと疑問を持つ。外国人受け入れ拡大とか言ってるけど、既に抱えてる問題はどうするつもりなんだろうか…