WOWOW特集にて
初見
戦争モノも80年代になると随分雰囲気が変わっている、当時は経済的にはバブル期前の絶頂期とも言える余裕からか自虐的描写も目立つ、アメリカ🇺🇸は人命重視の戦闘機設計なのに対し、日本🇯🇵は人命軽視の戦闘力重視とか
開戦からガダルカナルまでやたら早く、その後ヒューマンドラマっぽく移行するなど既視感がない作風
また、当時はアイドル全盛期だったため、主役には零戦一本槍の精鋭パイロット役の堤大二郎と早見優を抜擢まだ若い橋爪淳との三角関係のアイドル青春ドラマ要素も入っている
また、ウルトラセブンの中山昭次と森次晃司がゲストで出演するなど当時の青年層を狙ったのがよくわかる
丹羽哲郎が山本五十六というのも珍しい
加山雄三はイケてる上官役で前半重要な役柄で出演
これまでは無かったような南田洋子の母親目線、青春群像劇も入っておりさすが80年代という気がした
一方、米軍賛美❓によりペンタゴンから本物のフィルム提供、当時の戦闘機総登場などミリタリーマニアも狙った作りになっている
主題歌、挿入歌は石原裕次郎
全般、ごった煮感は否めないが、日本に経済的に余裕があった時代だからこその作風だなぁ、と思った