バグダッド・カフェ＜ニュー・ディレクターズ・カット版＞の14のネタバレレビュー・内容・結末

体調が良くなったので久しぶりの映画！
モーテル内の人間関係ギスギスシーンが前半ずっと続くので「これいついい感じになるねん…。」と少し退屈且つ少し嫌な気持ちで見ていたのですが、丁度半分くらいになると一気に良くなったのでホッとした。人間関係がそんな一気に変わる訳ないやんと最初は思っていたのですが、思い返せば人間関係ってこの映画と同じで小さい出来事で突然変わるよな…と思えたので良し。
突然モーテルの客の1人でしかない女が自分のオフィスをお節介で無断で掃除して、しかも周りとうまくやってるなんてむかつくよな…と思いながらも、実は日本に足りないのはこういうお節介的な愛なのかなと感じた。この映画の人たちのほとんどが女の愛に触れて明るくなれた様に、自分から愛を先に与えるって難しいことだけど、とても大事なことなんだなと感じた。ツッコミどころは少々あるし前半は少し退屈だったけど、後半からのラストのミュージカルシーンでいい感じでまとめられていていい映画だったなあと感じられた。