このレビューはネタバレを含みます
なかなか面白かった…かな。
もうずーっといつか観よう、と思ってた作品だけれども、大人になった今観て良かったんじゃないかと思うわ。
幼い頃だったら、なんの映画なんだ…？って思って終わった気がする。
まぁ、偶然的な出会いから色々を経ての友情物語ってだけの話なんだけども。
印象的なジャケット絵だけど、本編だと一瞬のシーンだったんだなあ。
ジャスミンの夫は結局どうなっちゃったんだろうか…。
カフェの女主人ブレンダの夫は、もう知らないもんね！と出ていった振りして遠くからカフェの様子をチラチラチラチラ見てたし、最後は反省したのか戻ってきて抱き締め合っていたけども。
ブレンダがいつも不機嫌→夫に強く当たる→夫いやになる→ブレンダが不機嫌になる のサイクルだったっぽいんだけども、逃げたとは言え一時的に夫と離れるのは正解だったと思うし、何よりジャスミンの人に強く当たらない態度が人を和ませると言うか…強く出ないタイプ、って方が正確かも知れないけど。夫には怒ってたし。
まぁまさか、それが手品に辿り着くなんて全く予想してなくて笑顔になっちゃった。
ジャスミンの才能凄くない？そしてあれであんなに盛り上がれる長距離ドライバー娯楽に飢えすぎてない？
なんとなく、時代のお陰な感じもして、そこも良かったなあ。今だったらスマホだのなんだので余裕で時間潰せるもんね。
ただあの…怪しさしかない絵描き(ハリウッド俳優)の爺さんで良いのかな…。絶対怪しいよ。最初認知症か詐欺師だと思ってたわ。
ビザが切れて一旦帰国、カフェの人気も一気に下がりまた前みたいな日々に戻るのかな…って感じから、戻ってきたジャスミンを見て思わず歩み寄って行って挨拶するあの雰囲気は凄く好き。ショーの内容はまぁ、アレだったんだけど…。
生きたいように生きる、生きがいがある って良いなぁってしみじみしちゃう映画だった。
ずっと観ようかなと思っていたのが果たせたのが一番良かった。
