Nana

恋はデジャ・ブのNanaのレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
3.8
タイムリープものの代表作として有名ですが、初めて見ました。
ラブコメのスタイルを借りながらテーマは自分との対話で、なかなか哲学的な作品でした。

ビル・マーレイが演ずるワガママタレントが、ある田舎町のお祭りを取材に行って、次の日の朝になるとまた前の日に戻ります。
自分以外の周りの状況が何度も繰り返されるというのは、普通ではありえないことだけど、自分自身と向き合える機会になります。

最初は頭に来て人に八つ当たりしたり、慣れてくると人が知らないことを知ってるから悪いことができたり、死なないから無茶したり、女性の喜ぶツボを学習して口説いたりします。
しかし、それだけでは幸せになれない。
なぜか?それはこの作品のテーマでネタバレになるから、これから観る人のお楽しみにしておきます。

ゴーストバスターズ初代のハロルドライミスが監督で、サタデーナイトライブのメンバーや若い若いマイケルシャノンもチラッと出てました。
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