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恋はデジャ・ブのkouのレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
3.6
2/2の聖燭祭とやらに合わせて鑑賞。
高慢で自己中心的なTVの人気予報官フィルは、“聖燭節”の取材のためペンシルバニア州パンクスタウニーを訪れる。
無事に取材を済ませたフィルであったが、吹雪が町を直撃し、足止めを喰ってしまう。
嫌々ペンションに泊まり、翌日の6時のアラームで目覚めると何故かラジオから聞こえる内容は昨日と同じで、起きて確かめると全く昨日と同じ現実に逆戻りしてしまっていたのだった。

というのを延々繰り返すというこれは確かに悪夢。
明けても暮れても聖燭祭のレポートをやり直し、今年の春の訪れの占いを見る。
そんな日々に嫌気がさしいろんな自殺も試みるが、翌朝はまた元通り。
そのうちここで知り合いと会う、喋る内容も解ってる、こう言えばどんな反応が返ってくるのかも知ることが出来る。それがなんか楽しくなってくる。
そのうちフィルは仕事仲間のリタを少しずつ口説いたり、街の人に優しく接したりと態度が変わってきて人間的にも成長していく。

でさー、ラストはこれ!っていう決め手が明らかになってないので、「ああ、こうだからああなんだな」と自分で落とし込むしかないんですよね。

それがない。ああ、ちょこっとしたモヤモヤが残っちゃった!
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