恋はデジャ・ブのムーミーコロコロのレビュー・感想・評価

タイトルからは想像し得なかった内容の良さ。
２月２日のタイムリープに入ってしまったフィル。どうやっても抜け出せない。自殺を試みても…。

はじめはいけ好かないフィルがタイムリープを繰り返すうちに人間的な成長を遂げていく。その様子がとても丁寧に描かれている。
最後は、町の人達から愛され、一人の女性の愛も手に入れる。何とも清々しいハッピーエンド。

そして、明日という日が来るという当たり前な事が、とてもありがたいことなんだと気づかせてくれる。そのためにも、一日一日を大切に。