OSHO

大脱走のOSHOのレビュー・感想・評価

大脱走(1963年製作の映画)
4.1
1963年制作の超有名な映画。
私は初見。

軽快なテーマ曲も有名だし、
私が小学校のころは運動会で流れていた曲でもある。

第二次世界大戦中のドイツ。
ドイツの捕虜収容所から逃亡する捕虜たちの物語。

みんなで協力して脱走用の長い穴を掘ったり、
ジャガイモから酒を作ってみんなで飲んだり、
偽造書類を作ったり、
仕立て屋がいて服を用意したり、
誤解を恐れずに言えば、とても楽しそうだった。

戦争を扱いながらも暗くならず、
程良いエンタメ映画になっている。
そして、逃亡の物語はハラハラドキドキが続くし面白い。

ただ、戦争中の物語、決してハッピーエンドに終わらない感じもリアルで良い。

収容所から逃げてもストーリーは続くし、いまの感覚だとちょっと間延びしているかな。

歴史的な背景は詳しくないけど、ナチスドイツも、ユダヤ人には酷いことをしていても、アメリカ人、ロシア人、イギリス人などの捕虜に対してはそこまで酷いこともできなかったということなのかも…いずれにしろ、戦争の悲惨さを伝えつつも、悲壮感もあまりなく楽しめた。
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