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大脱走のopokoのレビュー・感想・評価

大脱走(1963年製作の映画)
4.0
2024/04/10視聴、U-NEXT

にわかスティーブ・マックイーンファン鑑賞会。
and Filmarks高評価作品(2024/04/10現在4.0)鑑賞会。

いきなり本作品が事実に基づく話という字幕からスタート。
相変わらず、ストーリー等前情報少な目で、スティーブ・マックイーンがバイクで爆走するシーンだけは記憶があり、題名とおりスティーブ・マックイーンが脱走するんだろうと予測していた。

第二次世界大戦中のドイツ、新しい捕虜収容所が舞台。
次々と収容されるものは、他の収容所でも脱獄を企てておりここでも脱獄を計画実行する。
収容されている人は、一癖二癖(一技二技?)あるが皆軍人っぽい。

脱獄の計画は単純に言えば穴を掘っていくが、狭いところを台車に乗って進んでいく。
スティーブ・マックイーンは別の方法で脱走。

脱走、脱獄というと、私の中ではクリント・イーストウッドの「アルカトラズからの脱出」しか思い浮かばず、「アルカトラズ」は脱出するまでの話だが、本作は脱走してからの話が、それぞれの逃走とドイツ軍、ゲシュタポに追われる話が多岐に渡っていて、「あれ?脱走してハッピーエンドじゃないんだ」。

主演はスティーブ・マックイーンだろうけど、脱走していくそれぞれの人たちのほうが胸が痛くなる。
トンネル掘ったのに、閉所恐怖症。
視力が落ちていても脱出する。それをフォローする。
フランス人を装い、最後に英語に反応する。などなど。
そして、愕然とする結末。これが事実というのも本当に呆然。

スティーブ・マックイーンは飄々としてて、さらにファッションもいい!今でも全然いける。ていうかこのTシャツっぽいの今もありそう。

そして、キャスト陣が豪華(当時はそうでもないんだろうけど)。
特に、ジェームズ・コバーンの顔の小ささにびっくり。
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