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殺し屋人別帳のとぽとぽのレビュー・感想・評価

殺し屋人別帳(1970年製作の映画)
3.7
傷にはツバ吐きかけておけばいい渡瀬恒彦の強烈な個性あふれるギラギラとした存在感と、ユーモラスな作風で、めちゃくちゃ勢いよく飛ぶ血同様に勢いあふれるアクションコメディの快作となっている!趣味じゃねえや…。ボソッと独り言ばっかり言ってる主人公、殺るか殺られるかだから拳のやつは殺せないとプロ意識高く英語入れて喋ったり口笛ばっかり吹いてる"客人"殺し屋。そしてまたもや出た、鬼虎さん!頭痛したら殺したくなるやつもいれば、子守唄歌って殺すやつもいる。俺じゃねえぜ、親分がそう仰ってんだ。
気安く触るな!おっそろしくブレーキの効かねぇ街だな〜。(指パッチンして)かっこいい!かっこわる〜い。おい、歯医者行く手間省けたぜ!奥で一杯飲まないか?一杯だけですか?飲み放題だ。はい、ミュージック!かっこいい〜。触れるかな、ここに?ピーピー、ションベンだ。海には蓋がありませんぜ。やるね!あんた、だいぶ人を斬ってますね。ニオイで。まどろっこしくていけねえや。たくあんと同じ、女は性に合わねえんだよ。仁義なんてヤクザの使い文句だ。ケチ!泥棒猫の親分に伝えてくれ。はい、泥棒猫に伝えます。おい、泥棒猫に伝えろよ。おれ、黒目どっか行っちまった。親分、この鼻とこの手じゃね、夜の営みもできないですよ。感じ悪いや。手が滑っちまった。おい勘弁しな、間違いは誰にでもあらぁ。お前、腕に滑り止めでもしといたほうがいいんじゃないのか。あ〜あとんだ大掃除だ、これでちっとは世の中もキレイになるぜ。
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