YUN

おばあちゃんの家のYUNのレビュー・感想・評価

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)
4.1
山奥で暮らすおばあちゃんと、ソウルから初めておばあちゃんと会うサンウの、ある夏のひととき。

我儘放題な7歳男の子サンウ役を、子役デビューのユ・スンホさん。この頃すでに現在の面影が。

おばあちゃん役は、映画を観たことも演技経験もない忠清北道の村で暮らす本物のおばあちゃん、キム・ウルブンさん。2021年に亡くなられたとのことです….素晴らしい映画をありがとうございます。

サンウ親子はきっとおばあちゃんに会いに帰ってないんやろうなという予感もある。
おばあちゃんは孫に、無条件で格別の愛をくれる。
おばあちゃんの苦労が刻まれた皺や、手や足を思い出しながら、もっと会いにいけばよかったという後悔と、感謝の涙であふれる、そんな作品です。


“すべてのおばあさんに この映画を捧げる”
YUN

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