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御用金のqqfowlのレビュー・感想・評価

御用金(1969年製作の映画)
3.0
1830年代だったかな。天保時代、福井県の漁村の沖合で、佐渡で取れた金を積んだ幕府の御用船が難破し、その後、村全員が神隠しにあってしまう。実は藩の財政に悩む地元の役人が金をネコババして、口封じに村人を殺しちゃったんだけど。その首謀者が丹波哲郎さん。その親友で、村人殺しに関わったのを悔いているのが仲代達矢さん。3年後、丹波哲郎さんが、性懲りもなく、また"神隠し"を起こそうとしているという情報をキャッチして、仲代達矢さんが阻止しようとする… って話。

村まるごと行方不明みたいな話、つい見ちゃう。これも本当にありそうな陰惨な話だった。最終的に丹波哲郎さんと仲代達矢さんの個人的対決で終わって、そんなんで何十人も殺すなよと思った。ちゃんと血が出るチャンバラとか、寒そうな海辺の風景、ラストの太鼓はよかった。眠かったけど。
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