虚無

フェイス/オフの虚無のネタバレレビュー・内容・結末

フェイス/オフ(1997年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ずっと見たかった映画をやっと見れた
キャスターどこかで見たことあると思ったら若き頃のニコラス・ケイジだった 最初勘違いしてて犯人を探すために犯人の顔になる的な感じだと思ってたから、そもそもどういうこと?ってなったし普通に捕まえられたから謎だったんだけど、爆弾の位置を知るために相手を信用させなきゃいけないってことで、だから顔を変えたのね
まず顔を取り替えるって発想がすげぇなって思った ただ単に顔交換したからといって全部が全部めちゃくちゃになるんじゃなくて、アダムの存在だったり、いつもとは違う自分(入れ替わった相手)だからこその発見だったり関係性の悪化だったり好転だったり…そういうのが面白いなって思った
技術的にはあれは無理だろうなーとは思ったけど(笑)今はCGでどうにかなるけど、それをうまくCG無し(だよね?)で顔のとっかえ表現をしてて良かった そこそこグロかったけど
自分は自分じゃない、アーチャーであることを知ってる人間は誰もいなくなってしまった時の絶望感すごかった どう信じさせるのかなって思ったけどやっぱりそこは奥さんだよね そりゃいきなり自分はアーチャーだとか言い出したら怖いし信用出来ないし ただ悪人vs善人じゃなくてテーマには家族愛がしっかりとあって良かった それぞれの演技力も光ってたね 顔が変わった瞬間のお互いの雰囲気もガラリと変わって、穏やかな感じのあるキャスターと狂気に満ちたアーチャーのどちらも切り替えすごくて良かった
アーチャー警察だよね?まぁ自分の人生を取り戻すためっていうのはわかるけど結構人殺してない?と思ったし普通体型とかで違和感あったりしないのかな…まぁなんか雰囲気突然変わった!とかしか思わないのかもしれんし、そもそも映画に対して普通〜だよねーとか言えんけど!
めちゃくちゃな設定な気もするし、ツッコミどころはあるけどまぁ昔の映画だし、今の技術とか使ってやったらもっと面白くなるんだろうな
虚無

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