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サタデー・ナイト・フィーバーのtakerattaのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

生まれてまだ、物心着く前に作られた作品な気がする。(年齢サバ読み無し。笑)

ジョン・トラボルタの出世作だと、自分らの遙か上の大人に近い当時の大学生たちが、
僕ら小学生に、こういうのが流行りなんだみたいに、教えてもらった様な。
(縦繋がりは、カブスカウトと、その上のボーイスカウト、シニアスカウト、ローバースカウト繋がり)

当時って娯楽が、田舎育ちのせいもあって、
TV映画AM/FMラジオの他にメディアが無かった。

そんな田舎にも女子プロレスの興業や、
サーカス小屋が出来て、街の人がある程度見飽きる前に、
去ってゆく、本当にど田舎だったので

改めて大人になって、バブル期を当時の大学生らは、ディスコテイク🕺、所謂ディスコ世代で、
DJか店長さんして、小金持ちになって、外車乗ってブイブイ言わせてたわけで

そのふた世代くらい下の私たちは、
ディスコから、山一證券等さんしたリーマン職やら、ブラックマンデーの後を知ってて

それでも音楽のハコが好きで、
DJプレイやバトルを観に、
クラブ通いしたなぁ。

大学生時代に、学生企業作ってひと財産成せたのも、自分が田舎者だっただけに、
VIPルーム制度作った先輩らの手先で

パー券(パーティーチケット)を売りさばきつつ、学生富裕層マーケを、紙で調べて、表計算で集計して、
上位のマーケティング企業に、高値であるという
広告代理店のひ孫くらいの請負業務が、
学生企業二つ目の起業した会社だった。

面白かったけど苦労もした。

さて、絵文字のダンスする男の人の、
これ、→ディスコと入力すると🕺出てくるのは
これ、ジョントラボルタよね。爆笑

それくらい、アメリカンなテイストのブギウギだったり、
日本にない、人種のるつぼ、米国領プエルトリコ人差別や、黒人差別も多少あり、
字幕版で見たけれど、所謂Fxxk的な、汚いFワードも多様されてて。

若き日のブロンクスのディスコ大会の月末ダンス大会で優勝出来たのに、

大人は商業主義に、走って受賞者を、
本当の実力で評価しなかった事に、
釈然もしないトニーは、

大人になりきれない自分への歯痒さから、
怒っちゃう。

そこも子供なはではなんだけど、
当たり散らす仲間をみても不良ばっかり。
酒、気まぐれなsex、ドラッグ、

純粋に、最先端の音楽と、
キザに決めたい、優れたダンスをものにして
ダンスキングになりたかったのに

ぶち壊しになった後が、
青春ならではのgdgdになる。

友人の墜落死。
これは、酔狂から覚醒して終わる。

なかなか残酷なハッピーエンドでないバッドエンドで、結ぶことにより、

華やかなりし時の、悦楽は永遠ではない事や
やがて自分は否定したい、あんな大人どもに
変わって行き、
飲んだくれや、ナンパに走る、つるみ仲間を軽蔑してゆく。

そこで、終わる。
ドライな描き方が、如何にも若さ故の、
刹那主義を示せていて、おぉー!と驚く。

後味は、
ビージーズのほぼ全曲を、確か当時は、先輩らから
LP貸していただけなくて、
ダビングしたカセットテープを借りて

初めて買ったSONYのウォークマン、初代か2台目あたりで、聞いた覚えがある。

床がパネル式にカラフルに光るとか、
最先端だったらしい。

所謂ジュリアナ東京の、ワンレン、ボディコン、ジュリ扇持った、
あの、下着、見えそうですよ?!って、
見せてんの!!!と
叱られそうなお姉さまたちや、

皆さまご存知の、荒木師匠の世代は、
先輩世代なので

パー券売れたら、私らは、
VIPルームのアテンドしたりしてたなぁと。
六本木、西麻布の、沼に染まり始めたころ。

まだ、都営大江戸線もなかったし、
六本木ヒルズも建設されてなかった。
麻布十番が陸の孤島だったのをよく覚えてる。

ダンスに関しては踊れる素養は持ち合わせていないが、プロダンサーが知人にいて
曲調ごとに踊るステップがあるというのは
ある程度知っていて、社交界でのワルツで踊れるくらい。

今のお若い方達は、学校で体育の授業でダンスがあったりするそうで。
ジャスダンスの、カルチャーセンター的なダンス教室も有れば

ヒップポップ的な、ブラックミュージックに影響を受けたダンスの習い方だからなのだろうか?

ダンス好きというものの、ワルツは踊れないって
ぉぃってね!汗

急に自分がおじさんだと気付き、肩身が狭い。
テクノポップや、パラパラ、
EDMの前には、ユーロビートなんて有りましたね〜

私のダンスの原点は、恥ずかしながら
お盆の、盆踊り(Bon Dance)でございます。

自宅で名曲の歌詞を追うと、ダンスのキレッキレを見落とすので、ご注意あれ!

若い、いま風に言えばイケメン中のイケメンな
ジョン・トラボルタが、
アルパチーノに憧れて、リーゼントヘアをキメる
パンいち姿は、
女子でも、刺激に慣れてない方は、びっくりするかも。

後のパルプフィクションでは、
セミロングだったりして、また、歳を重ねた良さもあり、
見比べてみるたのしみもありそう!

(この映画の影響が強くて、日テレドラマの、熱中時代が、フィーバーを歌詞に入れ、
教育委員会などで、熱狂とか、発熱とは言ってなかったけど、
お堅い教師連中は、問題視してた気がします。
まだ、子供側として水谷豊演じる熱中時代の先生を、観てた記憶。余談でした。ぺこり)

追補 :
主人公が塗装店でバイトに時給2ドルが4ドル5ドルに上がった!と厳格な父親に話しますが

1974年以降、ニクソン大統領による、「変動相場制」の導入前だと思うので、

映画に描かれた1960年代のディスコブームを
描いた時代は、おそらく、
第二次世界大戦後に、ブレトン・ウッズにて開催され、世界金融立て直しのため、
「ドル本位制」が世界の代表によりとられていた時代。

証券金融や貿易の歴史を学んだ人なら、
正確には「金・ドル本位制」で、
「ブレトン・ウッズ体制」は、多少耳にされた事もあるかも知れない。
「固定相場制」であるため、1米ドルは必ず360円と決まっていた時代。

最近のにわか投資家気取りの方々の、
FXを個人がディーリングしてない、
パソコンも誕生してない時代なので、

時給2ドルは720円、時給5ドルは1,800円という
話し。

細かいけど、あれ?1ドル130円くらいじゃね?!って思った方は、

高校の近現代世界史と
敗戦国日本の戦後の大正昭和のデモクラシーから1955年安保体制辺りを
おさらいすると良いかもしれません。

失礼しました。┏○ペコ

お勧めします!
^ - ^)ノ

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