あおいことり

サタデー・ナイト・フィーバーのあおいことりのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

持ち点0.5±
★演者 0.5
★演技 0.5
★音楽 0.5

英国人作家ニック・コーン著 『新しい土曜の夜の部族の儀式』イギリスのモッズをモデルに作られた創作物。この映画化権をプロデューサーのロバート・スティグウッドが取得して『サタデー・ナイト・フィーバー』と改題された。監督ジョン・バダム。主演ジョン・トラボルタ。全編オールロケ。ディスコは当時人気のあった「2001オデッセイ」で撮影。ニック・コーンはThe WHOのメンバーと親しく『さらば青春の光』と『サタデー・ナイト・フィーバー』には共通点も多い。

《感想》
主人公トニー・マネロが新しい出会いと最悪の出来事によって人生に向き合おうと決意するところで物語は終わる。ディスコにいる彼と実生活の彼との暮らしぶりは対照的で、怖いもの知らずだった18歳までと違う、青春の時間が切り取られている。当時の人間でなければ共感は難しいと思うけれど、70年代の雰囲気は味わえる。

《トニー・マネロ》
ブルックリン出身のイタリア系アメリカ人。イ・リッジの町のペンキ屋で働く19歳。荒んだ家族生活から将来を不安に感じ、厳しい現実から逃れるように日頃のうっぷんを毎週土曜のディスコで晴らしている。この時代の男性らしく多様性に欠け、作中では女性を差別する言動もある。

《メモ》
ジョン・トラヴォルタは10kg減量してダンサーになるための肉体改造をしている。
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