途中から、「こういうラストになったらいいのにな」って思っていたラストだった。人生においてロマンスってめちゃくちゃ大事なもので、蔑ろにするのは違うって思うけど、なんかもともと「彼氏」, 「彼女」という概念にしっくりこなくて、かといって「パートナー」は事実婚関係みたいなもの(つまりほぼ夫婦)だと思っていて、"そこに至るまでの親密な関係"の概念だけ抜け落ちてるなってずっと思ってた。誰でもいいから特定の人が隣にいてほしいとかも全く思えないし、やりたいだけなら付き合う意味もよくわからないし、世間で言う「恋人関係」向いてない(笑) (いろんなジェンダーがありますからね)
相手の性別は好きになる条件にはならないから、男と女だからこその距離感は近すぎるし、「友達関係」みたいな一定の距離感を保った人間関係だと、遠い。大事だからこそ、精神的に近く、信頼し合う、あのラストみたいな関係って、本物だと思うなあ。湧き上がる愛情に正直に、って感じ。大事だったら、「友達」でいるために抑えたりせず、ちゃんと大事って伝えたい。
「男女の友情なんて成立するかしら？」というセリフがあるけど、私からしたら同性との友情も成立するかな？と思う。距離が近づけば、離れる時が来る。稀に離れなくて済む関係があるとき、それが男性だったら夫になるんだろうし、女性だったら良きパートナーになるんだろうなあ、ということだけは思う。別れるその時まで、一緒にいられる瞬間を大事にできれば、それでいいのでは…？逆に、ほどほどに好きになれる人間は一生の友達。距離感を保てる関係にある人も、それはそれで大事な存在。(必ずしも、親密な存在=友達ではないなって言いたい)
ジョントラボルタまじで魅力的だ…。柄シャツとヒールが似合うなあ。足が長くて、華奢で、美しい歩き方。ファーストシーン、歩いてるだけなのに既に最高だった。体幹。甘い笑い方とか、高めの声とかもいいなあ。全部魅力としてそこに存在してるのほんとやばいなーー。
