権力者たちの戦のために、何も持てないその日暮らしの貧農民の若者達は、権力の傘の下で微かに夢見れる立身出世欲と組織に属する喜びに目覚め、命も地位の保証の無い危険な足軽に自ら飛び込んでいく。
そしてこれ…
武田信玄の領地に住む農民たちと、信玄の統治に翻弄される人々の生活。
信玄と時を同じくして生まれてきた主人公、田村高廣演じる定平の親族たちを中心に。
いわゆる、死地に赴く親の言うことを聞かない若者たち…
パートカラー作品
半端ない無常感
黒澤明にも影響を与えた木下恵介の傑作
「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」
2024年5月1日 国立映画アーカイブにて再観。
意外にブッディスト深沢七郎の諦観が…
戦国時代の甲斐国、笛吹川のほとりに住む貧しい百姓一家の暮らしの傍らにはいつも戦がある
武田信玄誕生から武田氏滅亡までの約60年間を舞台に世代が移っても繰り返される戦とその悲劇の物語
木下惠介で時代…
日本人なら見なくてはいけない作品
特に昨今、「優しさ」を忘れがちになっている人は特に。
弱者に視点を当ててるというが、武田家の子孫以外の人間はほぼ当てはまる。
ほぼ多くの日本人は百姓などの出身の…
笛吹川沿いに住む家族。戦国の世、戦に行った孫が功労をあげる。「もっと行け」という祖父に、「死ぬかも」と不安がる父。もたらすものも大きいが、失うものも大きい。
不思議な映画。俳優の印象深い残らないし…
時代劇はなかなか苦手なのだけど…
モノクロに足されるピンク!オレンジ!ブルー!の違和感ありありなカラーは必要だったのかな。。と思いつつ調べていると、あれは映画会社の勝手な装飾だったらしく、、
監督…