『笛吹川』
製作年 1960年。
上映時間 117分。
深沢七郎の同名小説を木下恵介が脚色、着色笑して監督した時代劇。
戦国時代を舞台にしているものの、武将や合戦が中心ではなく、市井の人々を取り上…
何周まわっても微妙なパートカラーだけど好きな作品。加藤嘉ジジイは殺され「戦なんか行くな能天気になるなどうせ死ぬだけだ」と延々リピートする織田政雄を引き継ぐのは田村高広。どんなに言ったってすぐ戦行っち…
>>続きを読む木下監督の映画をどれから見るから迷って、高峰秀子さんが出演されているこちらをチョイス。
すごい怪演!
特殊カラーには賛否両論かと思いますが、戦国時代ともなるとなかなかイメージし辛いファンタジーの世…
農民残酷物語。黒澤の『影武者』と対となる作品。黒澤は先祖が武家だったこともあり信玄に焦点を当てたが木下はその信玄の圧政に苦しめられた農民の悲劇を描いている点が対照的で面白い。
戦の場面はあくまで物…
貧しい百姓一族4~5代に渡る、農民から見た理不尽戦国物語。
戦国時代、武田領、甲斐国にある笛吹川の橋の袂に、虫籠の様な家に住む 戦場での立身出世を夢見る主人公一族代々の息子達と、領主武田家に翻弄さ…
『笛吹川』戦国時代を農家の視点から描く。パノラミックな合戦シーンや不気味なカラー演出などまたも演出はチャレンジング。市井の人の戦争への恨みが渦巻く。高峰秀子の15歳から老婆までの名演に見入る。
2…
戦国時代の親子5代に渡る家族の物語。
少し難しかった…
けど、自分の祖先にも確実にこの時代を生きた人がいるんだなと思う。
ソッコーで生まれ変わる考え方、いいな。
所々ついている色彩が初めは慣れ…
いわゆる絵巻物のごとく、戦国時代のある一家における出来事の断片がつながれて語られていくという構成だが、前半はまるで駆け足で見る大河ドラマの総集編のよう。
モノクロ画面にしばしばあらわれる色付きの…