くろゆり

笛吹川のくろゆりのレビュー・感想・評価

笛吹川(1960年製作の映画)
4.5
原作も大好き。映画化も成功して、趣意がきちんと伝わる内容になっている。
歴史というと上層社会のことばかりが多く教えられ 文芸でも多く取り上げられるが、それより圧倒的に数の多い一般庶民の生活を深く描いた作品は少ない。それは後者を興味深く書くのは難しいから。
日本史の課外授業として、この映画を生徒に見せるべきではないかと思うくらい素晴らしい作品。
特徴ある部分的な色フィルターも、場面によっては とても効果が上がっていると思う。
くろゆり

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