松トー屋

笛吹川の松トー屋のレビュー・感想・評価

笛吹川(1960年製作の映画)
3.9
むちゃくちゃダークテイスト。無常を感じさせる、川沿いの物語。村の百姓一家と武田家との宿命的な設定が面白い。争いの論理に巻き込まれる庶民の悲劇というのは、いつものやつ。親と息子の関係性もいつもの感じ。青色は死の象徴。
あの老女と鈴の音を使った死の表現、ぱじゃないな。あの橋は実在してたんだろう、すごい。合戦シーンは何百人単位のむちゃ大掛かり。訛りが心地良い、甲府映画として記憶しておきたい。一宮という言葉も聞けた
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