笛吹川に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『笛吹川』に投稿された感想・評価

かぶき

かぶきの感想・評価

3.8
淡々と進む大河ドラマ
突き放したアングルのなかに悲哀や恨みの情念が滲んでいる。

あの鐘の音こそまさに諸行無常の響き。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

2.8

冒頭のカラーで綺麗な絵巻の映像が流れて、イーストマン・カラーとのクレジットあったので、綺麗なカラー映画を期待しながら本編に入ると、モノクロ映像に一部着色する映画で冒頭から最後まで終始してしまった一風…

>>続きを読む
juri

juriの感想・評価

4.0

木下監督の映画をどれから見るから迷って、高峰秀子さんが出演されているこちらをチョイス。
すごい怪演!

特殊カラーには賛否両論かと思いますが、戦国時代ともなるとなかなかイメージし辛いファンタジーの世…

>>続きを読む

“お館様”をトップにした全体主義の成れの果て
世界大戦を経験した木下監督の経験を感じる。

貧農一家5代を2時間にまとめるテンポ
死と生のリンク、輪廻、宗教観の色濃さ

役者の顔に色の焼き付けは頂け…

>>続きを読む
はぐれ

はぐれの感想・評価

4.0

農民残酷物語。黒澤の『影武者』と対となる作品。黒澤は先祖が武家だったこともあり信玄に焦点を当てたが木下はその信玄の圧政に苦しめられた農民の悲劇を描いている点が対照的で面白い。

戦の場面はあくまで物…

>>続きを読む

貧しい百姓一族4~5代に渡る、農民から見た理不尽戦国物語。

戦国時代、武田領、甲斐国にある笛吹川の橋の袂に、虫籠の様な家に住む 戦場での立身出世を夢見る主人公一族代々の息子達と、領主武田家に翻弄さ…

>>続きを読む
Taul

Taulの感想・評価

4.0

『笛吹川』戦国時代を農家の視点から描く。パノラミックな合戦シーンや不気味なカラー演出などまたも演出はチャレンジング。市井の人の戦争への恨みが渦巻く。高峰秀子の15歳から老婆までの名演に見入る。

2…

>>続きを読む

お、おっもしれ〜!
戦で何もかも奪われる貧農の世代を超えたストーリー。誰もが何かの生まれ変わり的世界観が無常感MAX。

特殊カラーはまあどうかと思うけれど、途中から話が面白くてあんまり気にならなく…

>>続きを読む
Few

Fewの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます


家族でも、性別や普段背負ってる(と錯覚する)責任などあらゆる要因により、権力に対して恨むか、恩を感じるかが別れていた。それは戦にいく側か引き止める側かというのが大きく関わっている。しかしその権力に…

>>続きを読む

戦国時代、武田家の治める甲斐国で暮らす農家の一族の60年を重厚に描く。高峰秀子と田村高廣か若者から老人までを演じている。

戦国時代を農家の視点から描いていて、興味深い。

農家でも戦に参加する子供…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事