もやし

評決のときのもやしのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
5.0
今年もよろしくお願いします🙇
すみません年明け早々に無言レビュー2連チャンという無礼を…笑
今回の年末年始は何だか色々と苦しいですね…
東日本のときみたいに正月番組全滅、AC地獄かと覚悟していましたが、当時の反省を活かしたってことなんですかね。それにしてもよりによって年末年始とは…
すみません映画レビューとは無関係でしたね。長文が過ぎました。結局は淡々とレビューを上げていくコンテンツですから。



この映画はねえ。正直泣くのを堪えられないですよ。込み上げてくる感情が止まらなくなる。

まあ言ってしまえば「あり得ない」映画ですが、そういう非現実を作品に昇華させるっていうところが映画の一番好きな部分であります。(本でもマンガでもゲームでも良いですが)

1996年の映画ですが南部ではまだこんなに酷かったんですね。
KKKもほぼ隠れ組織になりつつあり、後は国民の潜在的差別意識が覆い被さっている状況ですね。


書くのもおぞましい目に遭った少女の父親が、拘留中の容疑者をマシンガンで撃ち殺すという衝撃の展開。

当然検察の要求は極刑。どう転んでも最高でも終身刑。
だが主人公の弁護士の要求は心神喪失による無罪。

主人公は若いですがかなりの有能。エリート。だがKKKによる酷すぎる嫌がらせにより自分の命も当然周りの命も脅かされ、自身の正義感だけでは通らない自体に。


そしてまさかの若きサンドラ・ブロック登場。美しすぎ。学生だけど、主人公すら舌を巻く有能ぶり。助けになってくれる。君は天才だ笑、って言われてたしね笑


もう負け試合が確定している状況で最終弁論で心動かされるといういつものパターンではありますが、会場一体の人々の凄まじい熱演に圧倒されました。

法でも論理でもない、人の感情や潜在意識に入り込む弁論は本当に泣いてしまいます。


それにしても… KKKの嫌がらせはもはや嫌がらせの域を完全に逸脱していて、とにかく怖かった……

首席検事役のケヴィン・スペイシーの圧が凄かった…笑



今やってるギボムスでも泣きそうだし、最近は涙もろい…笑
もやし

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