西村権太郎

評決のときの西村権太郎のレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
4.4
モッキンバードとto kill繋がり。

"nocturnal animals"はじめ、アメリカの映画に良く出て来る
田舎(特に南部)の無教養で貧乏で汚らしいアホ白人が良くやる
必要無いのに暴れたり破壊したりふざけたりレイプしたりが
もうホントに見てて不快なんですよね。
本当に居るんでしょうけど、地球上への存在が不要。

出た出た、と思うのは
奴ら暇人達が
例の白い三角のやつ被って始めちゃう。

本当に不必要!
どんだけ暇なんだ!

でなんで10歳の女児をレイプしたいと思うんですかね?
私はゲイだから1億%理解出来ないのですが、
普通の男子は、ちょっとは分かるんでしょうか??そうゆう気持ち。
ちょっとは、そうゆうのも、う〜ん、
楽しいかもって思っちゃう?
みたいな人居ます??
居ます?居ます??
ロリコンって事?
嫌がるのを暴力的にやるのが
楽しい、とかですか?

あの子、まだ10歳なのに
もう子供持てないんですよ!!
激しい憤りを感じます!

↓↓↓
あと登場人物達で不思議だったのは、
白人を殺した黒人を弁護する事で
主人公の周囲の人が色んな報復を受けて
中には死んじゃう人も居る訳ですが…
殺した人を責めずに
貴方が弁護を引き受けたから、と
非難してましたね。
その辺意味不明でした。

弁護士事務所で働いてる事で夫を殺された人も、
暴力的に黒人を迫害する白人達を、
それは仕方無くて黒人を弁護するお前が悪い、みたいな立場を取りますよね。
そうゆうのが本当に理解が出来ませんでした。

でもここまで教育が行き届いている様に見える日本でも、多くの人が道徳をまるで理解していません。
アメリカ南部の田舎の人が
良識有る判断を行う能力が欠如しているのは
残念な現実かも知れません。

↓↓↓
てな訳で、観る人は
自警とか復讐が悪い事だと知っている。
でも同じ立場なら全然やっちゃいそう。
だから無罪になって欲しいと考える。
相手も悪党過ぎるし。
でも法は法だし、おかしいなあ…って感じで
先ずそこが葛藤ですよね。
けど要するに警察や裁判所が正しく機能していないって事が1番の問題点で、the firm、ペリカン・ブリーフ、the clientのジョン・グリシャムは、今回はそれを言いたい訳です。司法制度の腐敗・揺らぎは、実際こんなにも犠牲者を出すと。

↓その他↓
◆最終弁論ですが、なかなか良い感じですよね。
良い線行ってたのに、最後の一言が
僕はそんなにパワー・ワードと思えなくて
もうちょい工夫して欲しかった。
その点と、まこなへ〜が何故か好きになれないので
スコアはちょい低めです。

◆また出たのが
「ご飯食べないで店出る」場面。
食事の席で言い争って
「帰る」とかっつってどっか行っちゃう。
直ぐ言い争って席を立つの笑う!
ご飯を食べろ!とか思う。
勿体無い!代わりにくれ!

◆原告側の証人である精神科医が
the silence of the lambsの
刑務所のおじさんだった。
タイプ・キャスター。

◆それから判事の台詞、
「ロイス・レインとの
打ち合わせを早く終わらせろ」
とかそうゆう例え好き。
西村権太郎

西村権太郎