ロン・バールマンいい味出してます。
吸血鬼の映画でした。
クロノスというと『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の冥界の神を思い出すんですが、ここでは永遠の命を授けてくれるという不思議な機械のこと。
永遠の命というのが実は吸血鬼になってしまうということで、間違って永遠の命を手に入れ吸血鬼となってしまった古物商の悲しみと、クロノスを手に入れようとする富豪との戦いを幻想的かつ抒情的に描いています。
グロテスクでありながらどこか美しさも宿しているあたりはいいのですが、物語としての明快さはあまりありません。
まあ、そこがいいんでしょうけど。
クロノスを手に入れようと画策する富豪の甥を演じる若き日のロン・バールマンはいい味出してます。
2018/3/23 5:58
1,236-2