忘れてはいけない、知っておくべき史実なんだけど、あまりに周知の事実でもう結末は最初から想像できる。。
なので、「映画を観る」という観点だと、その有名すぎる史実をいかに描いてくれるのか(どのように心にずっしり響かせるのか)が興味を引くんだけども(わたしの場合)。
個人的な印象だと、あくまで史実を淡々とその時系列のまま作成しましたという感じ。良質な再現ドラマのような。
なので、「こういう事があった」という再認識、もしくは歴史の勉強がてらという感じで見るととてもいいかもしれない。
メラニーローランは相変わらず美しく、子供たちもかわいいし、終盤には涙も誘う展開にもなるけど、映画的にはさほど、どーんとずっしりくるものは感じなかった。
こういう事実があったということだけは改めて心に痛みを残す。