鳩摩羅什

陪審員の鳩摩羅什のレビュー・感想・評価

陪審員(1996年製作の映画)
3.5
録画しておいたものを観た。
1996年公開。原題は『THE JUROR』で「juror」は「陪審員」の意味だ。裁判において、有罪か無罪かだけを決める陪審員。日本にも裁判員制度が導入されているが、審議が簡素化する傾向があり問題である。そのため本作を興味深く観た。
キャスティングは『ゴースト』(1990年)で人気を博したデミ・ムーアが主役を、後に『ミッション・インポッシブル』に出演するアレック・ボールドウィンが準主役を演じている。子役のジョセフ・ゴードンは後に『インセプション』などに出演する。親友役でアン・ヘッシュも出演している。今観るとなかなか豪華なキャスティングだ。
とはいえ、本作は「裁判もの」というよりかはただのサスペンスで、デミ・ムーアの魅力で成立している作品。1968年生まれの彼女は本作公開時に28歳。場面ごとに、可愛かったり、綺麗だったり、凛々しかったりと様々な表情に魅入ってしまう。
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