プライア

陪審員のプライアのネタバレレビュー・内容・結末

陪審員(1996年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

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あるマフィアの裁判の陪審員に選ばれたデミ・ムーアだが、
組織に雇われた紳士的な殺し屋により、嘘の証言を強要される。
言うとおりにしないと彼女の一人息子を殺すと脅されたのだった。

それにより何とか無罪となるが、他の陪審員達は怪しんでおり、
デミに本当のことを証言させ、再審に持って行こうとする。
デミは返事を保留した・・・・

紳士的な殺し屋はデミの知性に惚れ、一緒に幸せになりたいと思っていたが、
決心したデミは殺し屋が組織を裏切ろうとしていることを組織に打ち明ける。
命を狙われるハメになった殺し屋だが逆襲し見事に生き残る。

で、復讐のためデミの息子を殺そうとするが、
一連の件で精神的に強くなったデミの迅速な行動により失敗、デミに銃殺される。
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全体的には面白かった。
殺し屋が紳士で、仕事に厳しいだけで人間的には必ずしも悪ではない。
この人間と主人公がどういった関係になっていくのか・・・・?
そして殺し屋の作戦は成功するのか・・・?

一旦は成功になり、殺し屋にとってのハッピーエンドで終わりそうになる。
が、そこから急に話が急展開する。この辺りから殺し屋の魅力が急に消える。
冷静で知的な彼が急に復讐のために無益な行動を起こして墓穴を掘るなんて、んなアホな?
結局「正義は勝つ」の平凡なエンドになるが、無理にそうする必要はなかったのでは?
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