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イエスマン “YES”は人生のパスワードの世界のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

いつもの友達と鑑賞。

最初は「YES」がかなり宗教的で怖かった。
無理やりカールも同意してるように思ったし、そもそも内向的なカールが、「YES」と形だけ言えるようになっても、顔は「NO」だった。
でも、アリソンと出会って、「YES」を義務的に言ってたカールも、顔がどんどん変わっていく。

カールはどんな融資も断り続けたけど、有名人のケーキを皮切りに、どんな融資にも「YES」。
上司のノーマンのこともあだ名で呼んだり、コスプレパーティにも参加。友達との大切な約束すら破り続けたのに、自らパーティを主催するまでになった。でも、これはカールが自分自身で決めた「YES」だった。ずっとずっと「NO」の殻に閉じこもってたカールは、「YES」と言うことに抵抗がなくなった。
カールは、アリソンのどんなことにも「NO」と言わなかった。でもその「YES」が義務なんだと思ったアリソンから振られてしまう。そんな時に、元妻のステファニーに呼び出され、復縁を申し込まれる。でもここでやっと、初めて「NO」を言った。これ結構アツい。もちろん、「NO」と言った代わりに、少し不幸なことは起こるんだけど、1番大切な「嫌な時は嫌だって言ってもいい」ってことに気づかせてもらえる。

そこからアリソンのところに、友達の男ナースのリーのドゥカティ?で走り出す。半ケツで。
自分の意思をちゃんと伝えられる「イエスマン」になったカールには、アリソンからの愛。

愛と友情と、自分自身のことをすごく面白く描いてるように思ったし、「YES」と言えるようになってからのカールの人生の、描き方の軽快さが楽しかった!!
私も「YES」って言えたら、人生もっとキラキラするのかなぁ~。
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