たむたむ

イエスマン “YES”は人生のパスワードのたむたむのレビュー・感想・評価

3.6
昼時にBSで放送していたので再鑑賞。
イギリス人作家ダニー・ウォレスが自身の経験を元にした同名書籍を、ジム・キャリー主演で映像化。

ネガティブ思考で何事にも「ノー」を突きつけて来た男が、全てを肯定する事で幸福を呼び込むべく、前向きに生きようとする様をコミカルに描く。

やっぱり私はコメディ俳優としてのジム・キャリーが好きだなぁと、改めて実感( ˘꒳˘ )

人付き合いを極端に拒んできたカールが「イエス」を言うことで周囲の人に喜ばれ、人生が好転していく。ただ、「安易にイエスと答えるのではなく、心からイエスと言えるようになろう」いうのが本作のテーマ。人付き合いの何たるかを考えさせられる作品です。身につまされる思い(^^;;

冒頭、いきなりTBS系WBCテーマソングとして散々耳にした、ジャーニーの♪”Separate Ways”が流れるんですが、実はこの曲"別れ”を女々しく歌ったもの。TV局側はメロディで選曲したらしい(笑)歌詞を追っていくと、何気にストーリーの伏線になっているんですね。しかもちゃんと終盤のシーンでも流れるw

久しぶり過ぎて、友人ピーター役にブラッドリー・クーパーが出てたことすら忘れてたし、ぶっちゃけ序盤の自己啓発セミナーのシーンくらいしか覚えてなかったくらいなので(爆)見返して初めて気付き、なかなか上手い選曲だなと♪

本作、ベースはコメディながら、YESマンになった事で出会う女性アリソンとのラブストーリーでもあります。元気を貰いたい時にオススメ!
これは今の私にドンピシャ過ぎた( ⌯᷄ ·̫ ⌯᷅ )
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