柔道龍虎房のえりのレビュー・感想・評価

数年ぶりに鑑賞。これこんなに熱くてかっこいい作品でしたっけ？というくらい最高の一本でした。
ジョニー・トー作品は決してセリフは多くなく、視線や動作で悟らせるそれが本当に心地よいです。
個人的にはロー・ホイパンの一連のシーンが大好きなのですが、「ストローを吹くな」があとあとグッとくるんですよね……。
カタルシスというほどにはすっきりとした感覚が得られるわけではないのですが、そのざらついた感覚がまたクセになる、そんなジョニー・トー作品の中でも指折りの名作でした。